祭りをめぐる人々

2025年10月3日 7:23 AM - 管理人.

(山国の秋祭りをめぐる人々)

元京北第二小学校で練習

○山国隊

後藤 心優 さん(鼓笛/小太鼓)

みんなと一緒に小太鼓の練習ができて楽しい。初めてなので祭り当日は緊張するけど、楽しみです。

川西 美肇 さん(鼓笛/小太鼓)

小太鼓は最初難しかったけど、笛と合わすようになるとうまく叩けるようになった。祭に出るのは初めてなので緊張すると思うけど、がんばります!

 

○神輿渡御

昨年の神輿渡御

樋口 康一 さん(指揮者)

歴史ある維新勤王山国隊の行進に続いて、山並みを背景に白い装束の担ぎ手が元気に神輿を進める様子をたくさんの方に見ていただけるように、尽力いたします。

 

メッセージ

2025年9月30日 11:46 PM - 管理人.

山國神社  宮司  鳥居 剛

山国の里にもようやく秋風が吹き始め、里内のほとんどの稲田は刈り取りを終えました。山国さきがけフェスタは、山國神社の秋の例祭に合わせて山國神社の参道を中心に催されます。

さてその山國神社の創建は古く奈良時代の終わり頃ですが、長和五年(1016年)には正一位という高位を賜っています。これは三条天皇が重い眼病に罹られた折りに、山國神社にて祈願を行ったところ、平癒されたので賜ったものと聞いています。目が心配な方はさきがけフェスタを楽しまれた後にぜひご参拝ください。

 

山国隊軍楽保存会  会長  内ヶ島 正和

山国さきがけフェスタ30周年、誠におめでとうございます。山国軍楽保存会も本年、創立40周年という節目の年を迎えました。

戊辰戦争に参戦した山国隊は明治元年、有栖川宮の京都凱旋に随行し、東海道中を軍楽の演奏しながら行進しました。それ以来、157年間にわたり軍楽の伝承は男子のみで行ってまいりました。しかし、昨今の少子化の影響やジェンダー平等の観点から、昨年より男女を問わず募集を行うことといたしました。その結果、昨年は小太鼓および笛に女性3名が応募してくださいました。

例年、伝承は隔年で実施しておりますが、昨年は小太鼓の人数が少なかったため、本来募集を行わない今年も小太鼓の募集を行ったところ、女子5名が応募してくださいました。夏休みを中心に週2回の練習に励み、今回の「さきがけフェスタ(山国祭)」がデビューの舞台となります。フェスタでは、秋晴れの山国の里に勇壮な演奏を披露してくれることでしょう。どうぞご期待ください。

 

【開催要項】

●日時:2025(令和7)年10月12日(日)午前10時~午後4時

●会場:山国神社参道付近一帯

●趣旨:歴史と伝統ある「山国まつり」を基軸にして、
    ふるさとを共有する「むらとまちの人々」がそれぞれの
    力を出し合い、
    ふるさと山国への愛情をはぐくみ活性化を図る。

●テーマ:【今 新たに さきがけの心で 豊かなまちづくり】

●内容

 ①写真パネル展示
  ◇山国隊・神輿渡御の紹介パネル
  ◇山国の風景

 ②山国地域活動紹介展示
  ◇山国さきがけセンター 21くろやま塾
   ふるさと京北鉾杉塾 等

 ③ふるさと産品展示・即売
  ◇地域の協力店による販売
  (農産物、工芸品、特産物、水産物、加工品、
   ふるさと鍋など)
  ◇ふるさと産品抽選会(誰でも参加できます)

 ④ふるさとを知るコーナー
  ◇「地域の生き物」を通して山国・京北の豊かな自然及び
   自然保護の啓発
    ○上桂川の生き物展示 里山の動植物紹介
    ○京都丹波高原国定公園の紹介 京北トレイルの紹介
  ◇山国の歴史・文化、生活の紹介 移住促進事業紹介
  ◇京都市京北文化遺産センターとの連携展示

 ⑤子どもが楽しめるコーナー
  ◇スーパーボールすくい
  ◇お楽しみくじ

 ⑥直営店
  ◇うどん

 ⑦コスモス畑
  ◇花摘み
  ◇記念写真顔出しパネル

●主催:第30回 山国さきがけフェスタ実行委員会

●後援:京都府 京都市 京北自治振興会 山国自治会
    京北商工会 山国神社
    山国隊軍楽保存会 (有)山国さきがけセンター
    あうる京北 
    (公財)きょうと京北ふるさと公社
    西の鯖街道協議会京北地域食の協議会 
    (株)リーフ・パブリケーションズ NHK京都放送局
    KBS京都 京都新聞

●協賛:京北の文化財を守る会 NPO法人ふるさと京北鉾杉塾
    PC工房e21
    京都市京北文化遺産センター

●協力:京都京北小中学校

●問合せ:山国さきがけフェスタ実行委員会
      電話番号 080-1496-0129
      Eメール sakigakefes2022@gmail.com

実行委員長からのごあいさつ

2025年9月27日 9:42 PM - 管理人.

【ごあいさつ】

第30回 山国さきがけフェスタ 実行委員会

実行委員長  久保 和平(くぼ・かずへい)

久保和平・実行委員長が山国神社本殿をバックに

 

 

 

 

 

今年の夏も大変暑い日が続き、京都でも酷暑日が60日を超えました。朝晩は過ごし良い日あり、秋の訪れを多少感じ始めているものの、まだまだ昼間は暑い日が続いております。

 暑さと雨不足で、水不足と農業への影響も心配されましたが、ここ京北・山国地区では、豊かな自然に涵養された水が、六ケ組合の役員さんの努力により上桂川を途切れさせることなく流れ続けています。黄金色に輝き始めた稲が、秋の訪れを感じさせられます。重く垂れ下がった稲穂は次々と刈り取られ、今年の米は豊作だと思われます。

 「山国さきがけフェスタ」は今年、第30回の節目を迎えます。昨年度も振り返りましたが、大雨や台風といった自然の猛威のために開催を断念したこともありました。また近年では、新型コロナが世界的流行するなか、都会を離れた山里であっても、大勢の人が集まる行事は中止せざるを得ないこともありました。

この祭りは、地域の住民が、子どもから高齢の大先輩まで力を合わせて作る中山間地の大イベントです。さらに、内外からたくさんの方々が来場されることで、関係人口の広がりやコミュニティ活力を継続するエネルギーとなっています。

 本年も「山国さきがけフェスタ」を楽しく賑やかな秋まつりとして、さらに工夫を加えて開催いたします。桂川の源流、豊かな自然と田畑に囲まれた京北・山国のお祭りへ地域内外からたくさんの方々が来られますことを期待して、ご来場をお待ちしております。

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パンフレット裏面