１０日（御霊神社）、１１日（山国神社）、居祭りとして神事が執り行われました

献饌の儀（山国神社）

本年10月に開催を予定していた山国さきがけフェスタは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「新しい生活様式」で求められる対策を取ることは困難であり、現在の社会状況からやむなく開催を中止することとしました。
各地からこのフェスタにご参加いただき、ご支援、ご協力をいただいている皆様におかれましては、来年こそコロナ禍を乗り越え、秋晴れの下でお会いできることを楽しみにしています。
なお、山国神社の神幸祭，還幸祭の御輿渡御は中止となり、山国隊の行進も中止が決まっており、山国神社からは氏子あて下記のとおり中止のお知らせがされています。

令和２年８月
山国さきがけフェスタ実行委員会
実行委員長　久保　和平
連絡先（090-7094-0307）

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氏子崇敬者の皆様へ

山國神社神幸祭・還幸祭中止のお知らせ

　当社では、毎年１０月の第２土曜と日曜に神幸祭・例祭・還幸祭（山國まつり）を斎行しています。

　しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがきかず、密集度の高い、集会、イベント等、感染リスクの高い催しは制限され、各地の伝統行事も縮小、中止が相次いでいます。

　この度、神社の神職、責任役員による熟慮の結果、現下の社会事情に鑑み、万一の事態に備え、止む無く神幸祭（御輿渡御）還幸祭につきましては中止の判断に至りました。

　営々と続けられてきた伝統行事を縮小或いは中止することは、まことに畏れ多いことでありますが、諸事情ご賢察の上、ご理解を賜わりますれば幸甚に存じます。

　尚　御霊神社での祭典と例祭は、神職・責任役員・総代で奉仕致します。　　　　　　　　　　

　皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

こちらから拡大してごらんください

　台風一過の晴天を期待するも小雨の中、今年も山国神社参道に歴史ある山国隊が行進し、御輿をかつぐ若者の元気な声、はしゃぎまわる子供たち、会場からの大きな拍手がいつまでも響きました。

　前日、当日と「雨の中でも御輿は出ますか」と各地から祭りを期待する問い合わせの電話が続きました。人出は１２００人と雨中にかかわらず予想を超え、鳥取ブースの「とうふちくわ」や「鯖寿司」などは早々に完売、西郷隆盛のひ孫である西郷隆夫さんにお話をいただくなど、お越しいただいた皆さんには大いに楽しんでいただき、また、山国隊を縁にした鳥取との交流が深まった意義あるフェスタとなりました。

　さて、一週間前に猛烈な台風１９号の発生を知ってからの実行委員会は大変な状況でした。やるかやめるかを検討した緊急役員会では、「さきがけの心でやろやないか」との先輩の一言で開催することを決定、限られたスタッフでの準備プランの作成、関係団体との連絡調整、ホームページの作成、雨中の資材運搬や早朝からの設営など、様々な課題に対し、フェスタスタッフやかがやき隊などの皆さんの熱い思い、関係の皆さんのご支援により無事開催することができました。感謝をいたします。

　また、還幸祭では御輿が無事に御霊神社に納められ、大きな拍手で感激の一日を終えられたと聞きました。今大活躍しているラグビー日本代表のように「ワンチーム」で山国全体が対応できたかと思います。今後改善すべき課題は多々あるかと思いますが、これら先人から引き継いだ「さすが山国」と言われる地域力で、来年こそ好天で祭りを開催したいものです。

山国さきがけフェスタ実行委員会　塔下　稔

本日の例祭（還幸祭、山国隊行進、御神輿渡御）および山国さきがけフェスタは予定通り実施されます。