祭りを支える熱い思いに感謝

2019年10月17日 9:44 AM - 管理人.

 台風一過の晴天を期待するも小雨の中、今年も山国神社参道に歴史ある山国隊が行進し、御輿をかつぐ若者の元気な声、はしゃぎまわる子供たち、会場からの大きな拍手がいつまでも響きました。

 前日、当日と「雨の中でも御輿は出ますか」と各地から祭りを期待する問い合わせの電話が続きました。人出は1200人と雨中にかかわらず予想を超え、鳥取ブースの「とうふちくわ」や「鯖寿司」などは早々に完売、西郷隆盛のひ孫である西郷隆夫さんにお話をいただくなど、お越しいただいた皆さんには大いに楽しんでいただき、また、山国隊を縁にした鳥取との交流が深まった意義あるフェスタとなりました。

 さて、一週間前に猛烈な台風19号の発生を知ってからの実行委員会は大変な状況でした。やるかやめるかを検討した緊急役員会では、「さきがけの心でやろやないか」との先輩の一言で開催することを決定、限られたスタッフでの準備プランの作成、関係団体との連絡調整、ホームページの作成、雨中の資材運搬や早朝からの設営など、様々な課題に対し、フェスタスタッフやかがやき隊などの皆さんの熱い思い、関係の皆さんのご支援により無事開催することができました。感謝をいたします。

 また、還幸祭では御輿が無事に御霊神社に納められ、大きな拍手で感激の一日を終えられたと聞きました。今大活躍しているラグビー日本代表のように「ワンチーム」で山国全体が対応できたかと思います。今後改善すべき課題は多々あるかと思いますが、これら先人から引き継いだ「さすが山国」と言われる地域力で、来年こそ好天で祭りを開催したいものです。

山国さきがけフェスタ実行委員会 塔下 稔