山国隊軍楽保存会 会長 内ヶ島正和
山国隊軍楽保存会は今年度(2月)で結成40年を迎えます。来年度には満40年を記念した行事も行う予定です。
戦前から山國神社の催事として、地元青年団の協力などで続けられてきた山国地域の秋祭りも、過疎と少子化の流れの中で次第に後継者不足に直面するようになりました。この伝統を継続するために様々な努力を重ね、今年は新たな指導者を育成することができ、さらに新入隊員として初めて女性を迎え入れました。
このような山国隊の節目・飛躍の年である今年、同時に山国さきがけフェスタが盛況に開催されることを願っております。
山國神社 宮司 鳥居 剛
山国の里にもようやく秋風が吹き始め、里内のほとんどの稲田は刈り取りを終えました。山国さきがけフェスタは、山國神社の秋の例祭に合わせて山國神社の参道を中心に催されます。
さてその山國神社の創建は古く奈良時代の終わり頃ですが、長和五年(1016年)には正一位という高位を賜っています。これは三条天皇が重い眼病に罹られた折りに、山國神社にて祈願を行ったところ、平癒されたので賜ったものと聞いています。目が心配な方はさきがけフェスタを楽しまれた後にぜひご参拝ください。