【ごあいさつ】
第30回 山国さきがけフェスタ 実行委員会
実行委員長 久保 和平(くぼ・かずへい)
今年の夏も大変暑い日が続き、京都でも酷暑日が60日を超えました。朝晩は過ごし良い日あり、秋の訪れを多少感じ始めているものの、まだまだ昼間は暑い日が続いております。
暑さと雨不足で、水不足と農業への影響も心配されましたが、ここ京北・山国地区では、豊かな自然に涵養された水が、六ケ組合の役員さんの努力により上桂川を途切れさせることなく流れ続けています。黄金色に輝き始めた稲が、秋の訪れを感じさせられます。重く垂れ下がった稲穂は次々と刈り取られ、今年の米は豊作だと思われます。
「山国さきがけフェスタ」は今年、第30回の節目を迎えます。昨年度も振り返りましたが、大雨や台風といった自然の猛威のために開催を断念したこともありました。また近年では、新型コロナが世界的流行するなか、都会を離れた山里であっても、大勢の人が集まる行事は中止せざるを得ないこともありました。
この祭りは、地域の住民が、子どもから高齢の大先輩まで力を合わせて作る中山間地の大イベントです。さらに、内外からたくさんの方々が来場されることで、関係人口の広がりやコミュニティ活力を継続するエネルギーとなっています。
本年も「山国さきがけフェスタ」を楽しく賑やかな秋まつりとして、さらに工夫を加えて開催いたします。桂川の源流、豊かな自然と田畑に囲まれた京北・山国のお祭りへ地域内外からたくさんの方々が来られますことを期待して、ご来場をお待ちしております。