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2026年9月18日 1:04 PM - 管理人.

山国隊軍楽保存会 会長 内ケ島正和

 慶応4年(1868年)、鳥羽・伏見の戦いをきっかけに始まった戊辰戦争に参戦した山国隊は、明治元年、有栖川宮の京都凱旋に随行しました。その道中、軍楽を演奏しながら東海道を行進したのが、山国隊軍楽の始まりです。
 以来159年、山国ではその伝統が受け継がれ、現在も山国祭などで勇壮な軍楽が演奏されています。
 明治28年(1895年)に始まった時代祭にも、山国隊は第1回から参加していました。しかし、大正10年(1921年)からは、諸事情により壬生の「維新勤王隊列」が先達役を務めるようになり、現在に至っています。
 数年前まで伝承者は男子を中心に募集していましたが、近年の少子化や男女共同参画の観点から、男女を問わず募集することになりました。その結果、近年は男子を上回る多くの女子からも応募がありました。
 夏休みを中心に週2回の練習を重ねています。初めて見る楽譜、初めて触れる楽器に戸惑いながらも、子どもたちは一つ一つ音を覚え、何度も繰り返し練習してきました。
 「山国祭・さきがけフェスタ」が、子どもたちにとって待ちに待ったデビューの日です。秋の山国の里に響き渡る勇壮な軍楽とともに、159年の伝統を受け継ぐ新たな力が歩み始めます。
 どうぞ当日は、懸命に練習してきた子どもたちの晴れ姿に、温かい拍手を送ってください。